さユりとMY FIRST STORYのゴールデンカムイ主題歌レイメイ

ゴールデンカムイ第二期のオープニング曲がとても好きです。個人的にMY FIRST STORYのヴォーカルのHiro君の声が前から気になって気になって。

始めてコラボ曲を聴いたのは”鬼滅の刃”の同じくアニメテーマ曲で、L’Arc〜en〜Ciel(ラルクアンシエル)のHYDEと一緒に歌っていたのですが、今回もコラボ曲で!!

Hiro君の声って唯一無二で。コラボすると相手の唯一無二と重なるからより際立って魅力が引き立つ。あの擦れた声、どうなってるのっ。

しかも今回は女の子とコラボで。この女の子の声が可愛いのに強くて。他にはいない声ですよね。
歌い方も歌詞の世界観も曲想も彼女自身が生み出している。とても独創的なんです。

二人が疾走した大好きなこの曲とゴールデンカムイの世界を深堀りしていきたいとおもいます。

さユりとMY FIRST STORYのゴールデンカムイ主題歌レイメイ

皆さん、ゴールデンカムイの第二期のオープニング曲”レイメイ”ご存知ですか?
お好きな方も多いはず。老若男女、世界観に浸って興奮してしまうのでは。
どの人の中にも世代間飛び超えてパッションしてしまう共通点があるわけで。

楽曲を通して沢山の世代と繋がれるのは凄いこと。
この曲はとくにそれを感じさせます。

歌詞を書いたのは”酸欠少女”さユりさん。
名前を知ってびっくり。
意味は…。

歌うことで酸欠世代の孤独に寄り添い、酸欠世代との循環する共鳴の中で歩み続ける。

ということ。息苦しさを感じ取り、向かい合い、原動力とする。共感を呼び起こすだけではなく、歌として音として聴く人のそばに寄り添う。これを大切にしているのかな?
どの時代に生きても感受性の先端を生きる感覚の頃は、時代の閉塞した空気、出口の見えない辛さを感じるかもしれませんね。

若い世代の人はいつの時代も時代の代弁者。
それを音楽というツールで彼女は路上から挑戦して伝え続けてくれている。
向き合うことの辛さも謎解きも引き受けて向かい続けてメッセージを贈り続けてくれています。
メロディが独特で、とても手作り感のある、作りこまれた旋律。アコースティク抱えてとてもレベルの高い弾きをみせてくれている。
裸足が特徴ですね。まっさらな嘘のない気持ちを表しているようで、聞く人の裸の心に届くように儀式のようにもおもえます。
彼女にしか紡げない詞で、風穴をあけてくれてるような、皆にエールをおくってくれているような。この閉塞感との向き合い方を教えてくれている。

年代の違う私ですが彼女の歌詞のメッセージに、足掻いてもいいんだよ。泥濘の中でも夢を見続けてもいいんだよ、と足掻くことの大切さを教えてもらいました。

年のせいか、心の安定の為か、どうしてもうまくいかないことは、”いま”ではないんではないか、向き合い方を変えればよいのだろうかと安定志向に傾きがちでした。

若い世代だったときは心に血を流しても流しても涙を流しながら時代を見据えていた、そんな気がします。

足掻くことの肯定を、足掻く人生の美しさを、こんなに力強く届けてくれた作品。
それをゴールデンカムイの杉本佐一とアシリパに重ね合わせる。そうするとこの二人の冒険が、真実や相手の目的と向き合うことの苦悩がとても勇敢に思える、そういう曲の作品なんです。

歌詞と深く向き合うと、ゴールデンカムイの主役の杉本佐一とアシリパさんを応援する歌なんだと気づきますよね。

私の中で足掻くことの美しさを教えてくれた作品。
日々の中で起きていることを幸せか不幸かで判断するのではなく、挑戦し続ける過程なのだと、私の中にも冒険はあるわけなんですね。
挑戦し続けよう、とおもいました。

だって人生は挑戦がなければなにも生まれないんです。

この曲がこんなに共感をよぶのはそういう点にある気がします。

”足掻こう”、”足掻き続ければいつか美しいあなただけの黎明に出逢える。”
そんなメッセージが込められているように想います。

ありがとうさユりさん。

ゴールデンカムイ主題歌のレイメイの歌詞の意味

レイメイとは漢字で黎明と書き、暗い空が明けていく太陽が昇る前の、無音の不思議な時間帯のことを指します。また、「黎明期」ともつかわれ、ものごとの始まり、新しい文化や新しい時代が始まる前の兆候のような時期を指します。

レイメイ 

作詞 さユり・Hiro
作曲 さユり・Sho
アレンジ MY FIRST STORY
演奏 MY FIRST STORY・さユり  歌 さユり・Hiro

アシリパさんは只生きていました。杉本佐一に出逢うまで。父の真相に、いえ、深層にふれようとし始める前は。

私は”黎明の元に帰る”という歌詞のキーワードが、”魂の還る場所”というイミに聴こえてなりません。初めて楽曲を聴いた時からそうゆう風にしか聴こえないんです。

沢山の登場人物がこの金塊争奪戦に参加し命を散らせてきました。運命を狂わす帝国の思惑に抗い身を投じた沢山の兵士達。歪んだ運命に身を投じたパルチザン。金塊を護ろうとしたアイヌ人。この先の未来に生き場所を失っていくであろう沢山のアイヌ人。

この一連の物語の中で命を散らしていった者達全てが、その夜明けの美しさに還っていく。

散々怖いシーンもありますが、イオマンテ等のアイヌの宗教観が物語の根底にあり、アシリパをとおして魂の還る場所というように想起させるのかもしれません。

黎明=暗闇から太陽が昇り始める瞬間
暗闇=魂が生まれる前の世界
昇り始める太陽=命

この暗闇の世界を裂いて生まれる太陽から実は命が届けられていても不思議はないのかなと。
鳥達も鳴かない、虫も押し黙る不思議な静かな世界…静謐、そこから生まれる太陽。

”深いゞ旅をしよう~~” この歌詞が一番好きです。

キーワードとなる登場人物達の過去の生き方や経緯、哀しい願いを知る旅でもありました。
様々な大人たちが最終的にどんな未来を願い、戦い、それぞれの思惑が錯綜するのか、アシリパは巻き込まれていきます。

それはアチャ(ウイルク:父親)達の若かりし頃への旅路でもありました。
また、帝国ロシアが生み出す歪んだ運命や、この時代で実際なにが起きているかを知る旅でもありました。

アチャのアシリパへの想い。アイヌの未来への想いを知る旅。

アイヌの何を守るのか。

また、杉本佐一にとっては過去に失った自分を取り戻す旅でもあります。
彼にとっての黎明とは、人を殺して穢れてしまう前の自分であり、黎明に帰るとは自分を取り戻すことでもあります。アイヌの宗教観から罪を昇華する儀式や生き物に対する想いを知り、アシリパをとおして杉本佐一は北海道の地で生まれ直すような生き方を遂げて行きます。

“永いゞ地図を記そう~~“♪

アシリパは新しい地図を描き始めます。

だれもが光の元に進める道を示す。旅をしながら新しい道筋を見つけていく。

この美しい惑星と共に、人という生き物が生み出す悲しい欲望を全て引き連れて、永遠にどの民族も生きていけるようにと。

どの大人たちの悲しみもきっと同じものを求めている。

大人たちの哀しい願いを子供のアシリパが引き受けて次の時代へとつないでいく。

いつか全ての問題を解決して新しい夜明けを見たい。

♪”苦しみさえ引き連れて深層へ~~”♪

物語はクライマックスへと向かいます!!

ゴールデンカムイ×レイメイのMV(ミュージックビデオ)

MVとはMusic Videoの略称で楽曲のイメージや世界観を表現するために制作される映像作品です。

今回のMVではさユりさんもHiroくんもゴールデンカムイを意識した洋装をしています。

さユりさんはアイヌ紋様を思わせるような藍色の模様があるワンピースを着てますし、髪型も黒髪まっすぐストレートでアシリパさんみたい!!

対するHiroはCGではありますが、身体に入れ墨人皮と同じ模様を入れ、キーワードの漢字にレイメイの”黎”等をいれています!!楽しい!!

空間に表れる模様も、入れ墨人皮と似た模様で構成されており、二人はさながらアシリパと杉本佐一のよう。(もちろん入れ墨は杉本佐一には入っていませんが(笑))

ただ二頭の青い瞳をした狼と、赤い瞳を灯した狼がぶつかり合い、二人の目も青と赤にそれぞれ表現されるシーンがあることからアシリパと杉本佐一のように二つの魂のぶつかり合い、協演を感じます。

とっっても熱いMVでお勧めです!!

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